エンジェルウォーズ 感想とネタバレ これは可愛いダンサー・イン・ザ・ダーク

更新日:

美少女たちの壮絶バトル、といえば「なんだ萌えか」と思われそうですが、そんな甘っちょろいもんじゃありませんでしたよ。いろんな意味で。

(上の画像はイメージ写真です。エンジェルウォーズとは関係ありません。)

映像も音楽も大迫力、アイディアもいいし、最後のどんでん返しも秀逸。

だけど、肝心のところがなんでコレなのよと悔しくなる作品です。

鬱エンドぎりぎりで鬱エンドじゃない不思議な感覚も味わえます。

スポンサーリンク

レクタングル大

あらすじ

母を亡くした少女ベビードールは、容姿も性格も醜悪過ぎる義父の悪だくみに嵌められ、妹殺しの汚名を着せられた挙句に精神病院へ送り込まれる。

義父は医師に贈賄し、口封じのためにベビードールに違法なロボトミー手術を受けさせることに。

ロボトミー手術は5日後。

5日間で何とか病院から逃げ出さなければ、ベビードールは手術によって廃人にされてしまう。

つらい出来事や精神病院での劣悪な環境から逃避するため、ベビードールは妄想の世界に心を遊ばせる。

教官から踊れと命じられ、いやいや踊るベビードール。

踊りながら、彼女の心は妄想の中で異世界に飛ぶ。

妄想の中で謎の僧侶から逃亡に必要なアイテムが5つあると教えられ、現れた侍ウォリアーズとの熾烈な戦いを制した美少女戦士ベビードール。

現実世界では、魅惑的な踊りを踊るベビードールは度々お偉いさんの前で踊ることを強要される。

踊りながら妄想の世界に遊ぶベビードールの姿が繰り返し描写される。

他の入院患者4人(全員10代の可愛い少女)と結託し、ケンカしたり裏切られたりなんだかんだしながら病院から脱走する計画を練るベビードール。

妄想の中で教えられた5つの重要アイテムを探すが、4つまではわかっても最後の一つが何なのかわからない。

(この辺はよくあるRPGそのまんまの展開。中ボスと戦いながらアイテムを集めていくアレね。

妄想世界で探し当て、現実世界で手に入れるという運びは面白いです。)

だが3つ目のアイテムであるナイフを手に入れようとして失敗し、仲間3人が命を落としてしまう。

生き残ったもう一人の少女スイートピーと、遂に病院の建物から脱出するベビードール。

だが屈強な警備員達に行く手を阻まれてしまう。

ベビードールは気付く。

どうしてもわからなかった最後のアイテム、それは自分自身なのだと。

自分こそが主人公を逃がすためのアイテムの、最後の一つ。

この物語の主人公は自分じゃなかった。

主人公は、共に戦ってきたスイートピーだったのだ。

ベビードールは自ら警備員の前に姿をさらし、掴まることでスイートピーを逃がす。

走り去るスイートピー。

騒動が収まり静かになった病院内に、ロボトミー手術を終えたベビードールが座っている。

「彼女はまるで手術を望んでいるようだった。彼女が幸せならそれでいいけれど。」

と執刀医は一人呟いて立ち去る。

そこへなだれ込んでくる警官たち。この病院で行われている悪事が白日の下にさらされ、捜査が入ったのだ。

「楽園」に行ってしまったベビードールの表情を見て、戦慄する警察官。

一方、ベビードールの犠牲により逃亡成功したスイートピーは、より遠くに逃げて新しい人生を始めるため路線バスに乗ろうとしていた。

警察官がスイートピーを呼び止め、職務質問しようとする。

バス運転手の機転(妄想に何度も出てきたヒトだ!)に助けられたスイートピーは、無事バスに乗り込み、どこか遠い遠いところへ旅立って行った。

おしまい

面白いけど、なんて残念な映画なんだ!

面白いですよ!人を選ぶ映画ですが。

特にママ友界の皆様には絶対にお勧めできませんね(笑)

ヒロインが理不尽な経緯で母と妹を失い、精神病院に送り込まれる序盤には強く惹きつけられました。

車に滴る雨の雫が、不穏な行く末をバリバリ暗示してます。

バーチャファイターな最初の妄想も、見ていて燃えましたよ。

お寺カッコええ~、ヒロインちゃん強え~装備もKAWAII!日本サブカル最高!とワクワクしました。

が、そこまででした。

その後の大迫力な戦闘も、度肝を抜く作戦も、どうせあれもこれも妄想なんだよね、と思うと見てるのがだるくなってきて。

しつこいんです。

友達が語る「昨夜見た、すごい夢」を延々と聞かされる苦痛と全く同じしんどさです。

妄想はもういいから現実の話を早よ、とイライラしてきたところで少女たちの現実への反撃がようやく始まります。

ここからの展開はかなり好きです。

賢くても強くても、まだ子供。

単純すぎる作戦は大人たちの手に阻まれ、それでも進むしかない少女たち。

行け行け!そうだ、もうちょっと!やったー!

え、あれ?ちょっと待て、え?

ああああああああ、そんな…

この叩き落とされ感、ここまで落とされると逆に快感ですわ(笑)

ダンサー・イン・ザ・ダーク並みの鬱エンドかと思いきや、微かな希望を投げて立ち去る本当のヒロイン?の最後の表情が美しい。

作りものと現実の境目で観客が右往左往する楽しさと困惑を、もっと味わわせて欲しかった。

そこをもうちょっとどうにかすれば素晴らしい映画にできたのに!残念。

コスプレ、ロリ、ゲームオタしか喜ばない映画と酷評されてますが、序盤とラストの展開だけでも認めてやってくれませんかね(誰に頼んでるの?)

まあ何にせよ、可愛いは正義やねとヒロインの乗る戦闘機を見て思いましたわ。

最後に「楽園」に行ってしまったベビードールの顔を見て愕然とする役人?警察官?の女優さんってクレア・ヒギンズ?

違う?

お勧め度

自分的気に入り度★★★★

お勧め度★★←見る人を選ぶから

 

レクタングル大

レクタングル大

おすすめ記事と広告



-映画や本の話

Translate »
error: Content is protected !!

Copyright© 映画とバレエと小銭と私 , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.